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Windows のディスクを UNIX で使う

概要

UNIX 側のファイルを Windows で触りたいときは、一般的には
Samba を使用しますが、 逆に、Windows のファイルを UNIX で触りたい時があります。
そんなときに便利なのが、 Sharity-Light です。以下に簡単な使い方を示します。

Windows 側の設定

UNIX 側で参照されてもよいフォルダを共有できるようにしておきます。
UNIX 側で変更等もできるようにするには、使用する ID に変更等の権限を あらかじめ与えておく必要があります。
私はこれでしばらく悩みました。「セキュリティ」で権限を与えておくだけ でなく、「共有」→「アクセス許可」でも権限を与える必要があることに ご注意ください。逆に、参照しかしないのであれば、変更できなくしておい たほうが精神的にもよろしいのではないかと思います。

UNIX 側の設定

まずは、Sharity-Light をインストールする必要があります。
ドキュメントには、Linux や FreeBSD, Solaris 2x, IRIX などでコンパイル が通るようです。私はものぐさなので、FreeBSD の package を入れました。:-)
あとは、以下のようにサービス名と mount point, ID, パスワードを指定して mount します。

  # echo passwd|/usr/local/sbin/shlight //machine/service /mount -i -u ID

-i オプションは、標準入力からパスワードを読み込むためのオプションです。 -P オプションで引数にパスワードを指定することもできますが、ps コマンド でパスワードが丸見えになりますので、上記のようにした方が安心ではないか と思います。
# ドキュメントには、できる限り * に置き換えると書いてるのですが、私の 環境ではばっちり見えていました。
また、やっていいかどうかはマシンの使われ方などに依存しますが、一般 ユーザで mount できるようにするには、chmod u+s /usr/local/sbin/shlight などとすればいいです。
以下に例を示します。

  # echo hogehoge|/usr/local/sbin/shlight //tamagoro/home /win/home -i -u usu
  Using port 1080 for NFS.
  # df
  Filesystem   1K-blocks     Used    Avail Capacity  Mounted on
  ...略
  shlight-9919  15502592  8862464  6640128    57%    /win/home
  # ps auxww|grep shlight
  ...略
  root    9919 (中略) /usr/local/sbin/shlight //tamagoro/home /win/home -i -u usu

使い終って umount するには、以下のようにするだけです。

  # /usr/local/sbin/unshlight /mount

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usu@usupi.org Last modified : Wed Jun 6 14:35:31 2001